離婚は誰のため?
「離婚」について調べていると、よくこんな言葉を目にします。
「子どもために離婚は良くない」
「離婚するなら、子どもが大きくなってから」
「離婚は親のエゴだ」
「離婚」する事で、子どもに与えるダメージは大きいですよね。
子どもにとっては大好きなパパとママかもしれません。
そんな二人と離れ離れになる事はとても悲しい事です。
それを分かっていながら、なぜ私は離婚したのか・・・
子どもは、パパとママが仲良いかどうかが分かっています。
当時3歳の子供に
「ママはパパの事嫌いなの?」と聞かれました。
一緒に暮らしていたら、何もかも丸わかりなのです。
子どもに気づかれてしまうなんて、親として恥ずかしい限りです。
この時に「そんな事ないよ」「パパの事大好きだよ」と言ってあげられたら・・・
と何度も思いましたが、この時の私には心の余裕はなく、子どもが安心する言葉をかけてあげる事が出来ませんでした(´;ω;`)
この出来事で、私達夫婦の関係性は、子どもたちにどのような影響を与えるのか考えるようになりました。
「こんな仮面夫婦ではいけない。」
「夫婦はこういうものだと思わせてはいけない」
そういう気持ちが強くなり、これからの選択肢を考えました。
①夫婦の再構築を目指し、夫婦関係を見つめなおす。
②離婚に向けて話し合い、子どもたちは自分が育てる。
①について、再構築についての記事など読み漁りました。
しかし、再構築ってそう簡単にはいきません。
また元夫を心から信用できるのか、と言ったら自信がありませんでした。
何度も裏切られていたので、何を信じたら良いのか分からなくて、また裏切られるという恐怖心がありました。
②について、①と②ではどっちにエネルギーを使えるか考えたら、圧倒的に②でした。
シングルマザーになる事で子どもに不憫な思いをさせてしまうかもしれない。
だけど、結婚をマイナスイメージに捉えてほしくない。(仮面夫婦だったので)
子どもの前でもっと笑っていたい。そう思い、離婚を強く意識しました。
冒頭に書きました
「子どもために離婚は良くない」
「離婚するなら、子どもが大きくなってから」
「離婚は親のエゴだ」
離婚についての考え方は人それぞれです。
離婚した身として、私は「離婚」をおすすめしませんが、離婚しない事で自分を苦しめているのなら、そこから脱出する方法を考えた方が良いです。
離婚が「自分ため」であっても良いですよね?
人生一度きりです。私は笑ってるお母さんになる事を選びました。
私は結婚生活がお先真っ暗だったので、離婚した事を後悔したことはありません。
「離婚する」「しない」どちらを選択しても、道のりは大変だと思います。
“正解不正解”はありません。
自分が選んだ道が正しかったと、のちのち言えるように日々過ごしていく事に限ると思うのです。
私は「離婚する」と決意してからはモヤモヤがなくなり、次のステップへと歩きだすことが出来ました。