仮面夫婦
仮面夫婦の割合は、どれほどなのでしょう。
ちょっと調べてみると、2割~3割の夫婦は、「自分たちは仮面夫婦」だと答えているそうです。
3組に1組は離婚するという割合にも当てはまっていますね。
皆さんの離婚理由は様々だと思いますが・・・。
そもそも『仮面夫婦』って、何をもって仮面夫婦というのでしょうね。
私は結婚当時、仮面夫婦だと思っていました。
どうしてそう思っていたのかは、
・相手への興味・関心がない
・会話はほとんど必要事項のみ
・子どもの行事などにはとりあえず参加を促す
・相手の前で笑えないが、外に出ればそれなりに会話したり、作り笑顔を心がける
・一緒に生活するのがストレス(同じ空気を吸うのも辛い)
などでしょうか・・・
何か当てはまるものはありましたか?
今現在、自分たちは仮面夫婦だと思い悩んでいる方もいると思います。
夫婦は夫婦の数だけ、カタチがあります。
理想の家庭を求めすぎてはいけません。(私がそうでした
仮面夫婦でも、離婚を選ばない家庭もあります。
離婚していなければ、いくらでもやり直す機会はあります。
私が離婚してしまったのは、相手に失望し、やり直すという気力を失ってしまったからだと思います。
小さな子どもがいながら離婚することに、抵抗のある方もいますよね。
うちは仮面夫婦だけど、離婚するのは子どもが大きくなってから、と考えている方もいるのではないでしょうか。
子どもの健やかな成長の為、金銭面で困らない為・・・
たくさんの家庭があるように、考え方もたくさんありますし、様々ですので自分たちのタイミングで考えるのが一番です。
一緒に過ごしているうちに、『離婚しないことにする』という選択肢も出てくるかもしれませんしね。
現在仮面夫婦で悩んでいる方には、「仮面夫婦だからいずれ離婚。」とは安易に考えず、もう一度夫婦共に同じ方向を向いて歩いていく方法を見つけていってほしいなと思います。
原因を探るのではなく、解決策を見つけてみましょう。
世間体
3組に一組は離婚しているというデータがありますが、
「離婚」となると、世間体が悪くなるイメージはまだまだ根強いですよね。
私も離婚する事に抵抗がありました。
理由は『世間体』です。
私達は結婚式をあげていたので、
もし、離婚となったら・・・
結婚式に招待した会社の上司や友人などに申し訳ない気持ちになる。
子どもは保育園に通っていますが、転園しないとなると、名字が変わる事への抵抗。
親や親戚はどう思うだろうか。
周りから不幸だと思われる。
などなど・・・
しかし、
他人から見た幸せな家族
と
自分が思う幸せな家族
どちらを選びますか?
傍から見れば、私達は子どもにも恵まれ、幸せな家族に見えていたでしょう。
でも心の内は違いました。
他人から幸せに見られても、実際はとても苦しんでいました。
幸せじゃないのに幸せのふりをする事に抵抗を感じていました。
離婚は誰のため?
「離婚」について調べていると、よくこんな言葉を目にします。
「子どもために離婚は良くない」
「離婚するなら、子どもが大きくなってから」
「離婚は親のエゴだ」
「離婚」する事で、子どもに与えるダメージは大きいですよね。
子どもにとっては大好きなパパとママかもしれません。
そんな二人と離れ離れになる事はとても悲しい事です。
それを分かっていながら、なぜ私は離婚したのか・・・
子どもは、パパとママが仲良いかどうかが分かっています。
当時3歳の子供に
「ママはパパの事嫌いなの?」と聞かれました。
一緒に暮らしていたら、何もかも丸わかりなのです。
子どもに気づかれてしまうなんて、親として恥ずかしい限りです。
この時に「そんな事ないよ」「パパの事大好きだよ」と言ってあげられたら・・・
と何度も思いましたが、この時の私には心の余裕はなく、子どもが安心する言葉をかけてあげる事が出来ませんでした(´;ω;`)
この出来事で、私達夫婦の関係性は、子どもたちにどのような影響を与えるのか考えるようになりました。
「こんな仮面夫婦ではいけない。」
「夫婦はこういうものだと思わせてはいけない」
そういう気持ちが強くなり、これからの選択肢を考えました。
①夫婦の再構築を目指し、夫婦関係を見つめなおす。
②離婚に向けて話し合い、子どもたちは自分が育てる。
①について、再構築についての記事など読み漁りました。
しかし、再構築ってそう簡単にはいきません。
また元夫を心から信用できるのか、と言ったら自信がありませんでした。
何度も裏切られていたので、何を信じたら良いのか分からなくて、また裏切られるという恐怖心がありました。
②について、①と②ではどっちにエネルギーを使えるか考えたら、圧倒的に②でした。
シングルマザーになる事で子どもに不憫な思いをさせてしまうかもしれない。
だけど、結婚をマイナスイメージに捉えてほしくない。(仮面夫婦だったので)
子どもの前でもっと笑っていたい。そう思い、離婚を強く意識しました。
冒頭に書きました
「子どもために離婚は良くない」
「離婚するなら、子どもが大きくなってから」
「離婚は親のエゴだ」
離婚についての考え方は人それぞれです。
離婚した身として、私は「離婚」をおすすめしませんが、離婚しない事で自分を苦しめているのなら、そこから脱出する方法を考えた方が良いです。
離婚が「自分ため」であっても良いですよね?
人生一度きりです。私は笑ってるお母さんになる事を選びました。
私は結婚生活がお先真っ暗だったので、離婚した事を後悔したことはありません。
「離婚する」「しない」どちらを選択しても、道のりは大変だと思います。
“正解不正解”はありません。
自分が選んだ道が正しかったと、のちのち言えるように日々過ごしていく事に限ると思うのです。
私は「離婚する」と決意してからはモヤモヤがなくなり、次のステップへと歩きだすことが出来ました。
離婚のきっかけ
元夫との馴れ初めを書こうと思いましたが、書いているうちに気持ち悪くなってきたので、削除してしましました・・・
結婚生活の事も書こうと思ったけど、あまり思い出したくありません・・・(´;ω;`)
離婚までの道のりを簡単に書きます。
現在、パートナーと離婚すべきか、再構築すべきか悩んでいる方いますよね。
私も「離婚」を決意するまでは、毎日離婚について考えてしまって、
「離婚 子供」「離婚 養育費」「離婚 〇〇」・・・
というようにスマホで検索したり、仕事中でも「離婚」の文字が離れず、自分はどうすれば良いのか探っていました。
夫婦で話し合いもしました。
しかし根本的な問題は解決しません。
私の場合は、相手の事が信用できなくなってしまっていたので、信用を回復するために努力をしてもらいたかったのですが、叶いませんでした。
今思うと、相手に変わってもらおうと思う事が間違っていますね。
喧嘩をすることさえも面倒になってきて・・・
いつしか相手への興味がなくなっていきました。
子育て真っ最中だった事も、少し関係しているかもしれません。
(当時2歳と0歳で、授乳もしていたし、育休明けで仕事もしていたのでいっぱいいっぱい)
子どもと過ごしている時は普通に笑えるのに、元夫が帰宅した途端・・・
私の顔はこわばってしまい、元夫の前で笑う事ができなくなっていました。
自分の両親には心配かけまいとしていましたが、両親から見ても疑問に思う節があったようで・・・
自分の両親までも元夫への不信感が募っていきました。
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ある日の事。
夜中の授乳を終え、私はトイレへ行きました。
ベッドには元夫の姿はありませんでしたが、リビングの電気が付いていました。
「また寝ないでゲームしてるな・・・」と思いつつ、リビングの様子を見に行くと、
テレビが付いていました。
しかし、元夫の姿はありません。
寝室に戻ってもいません。
「え?どこ?」
夜中の1時だったか2時だったか、とりあえずLINEしてみましたが・・・既読にならない。
電話してみるも・・・出ない。
心配になって、失礼も百の承知で義母に連絡しました。
するとすぐに、「電話に出たよ」と・・・。
すぐに私も電話しましたが・・・出ない・・・。
プッツン・・・・・・・・(# ゚Д゚)ブチギレ
リビングの電気とテレビを付けて遊びに出かけていたのは、
リビングでゲームしているとカモフラージュする為でした。
遊びに行くなら、一言LINEしてほしかった・・・。
小さい子供二人置いて、自分だけ息抜きして、男の人って本当自分勝手だなと思いました。
離婚のきっかけはこれだけではないですよ。
【自己紹介】
数年前、シングルマザーになりました。
それ以来、私と子供は実家にお世話になっています。
ここでは離婚に悩んでいる方へ参考になるのかならないのか・・・離婚までの道のり、シングルマザーになってからの日常など綴っていこうと思います。
また美容にも興味があるので、自分が試した物など紹介していけたら良いなと思っています。
宜しくお願いします♪